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純粋に東洋医学(漢方)を学び実践したいという思いをもつ薬局の有志
で運営し、九州地区で中医学の研修会を開催する学びのグループです。
学生さんも歓迎しております。

※日本中医薬研究会様とは全くの別団体ですのでご承知下さい。

ホーム > 九州中医薬研究会について

■この研究会を発足することになった背景

九州中医薬研究会は、東洋医学(漢方)を学び実践している方々、これから東洋医学(漢方)を学びたいという方々に対して、九州地域で本場の中医学を学び実践する場を作るための有志による集まりです。

■きっかけは学生さんの声でした。

現在薬学部は、6年制の教育体系になり、実際の薬局での実務実習も教育のプログラムに含まれています。
薬学部の学生さんたちは、さまざまな職場で実習を体験するのですが、実務実習の受け入れをしている企業や、学生の教育にも協力している企業などでは、実習を通じて色々な感想や意見などの声を聞く機会が増えてきています。

東洋医学(漢方)の担い手

その声の中にあるのが、漢方など東洋医学(漢方)を学ぶ職場についての意見です。
国がセルフメディケーションを推進していることもあり、若い学生さんたちも「未病」など予防医学の分野に優れた東洋医学(漢方)に興味を持つ方も増えてきています。
ところが、学生さんたちからは以下のような声があがっています。

「漢方をとりくんでいる職場が少ない。なかなか巡り会えない。」
「漢方をとりくんでいる薬局でも、そのお店ごと、その先生ごとに考え方や方法論が様々でとまどう」

「漢方にも色んな流派があるようで、学校で習った内容と違うことが多くて混乱する」
「漢方薬局は、あまり聞いたことのない特定の商品の推奨をしなくてはいけないので理解しにくい」
などの内容です。

東洋医学(漢方)の担い手

これについては、学生さんたちに限ったことではないのではないでしょうか?
現在現場で働く薬剤師さんたちであっても、これらの内容と同じような疑問を持っている方も少なくないと思います。
それには様々な複雑な事情や背景があるのですが、これでは次世代の東洋医学(漢方)の担い手が育ちにくいのではないかと危惧をいだいたのが一番最初のきっかけでした。

■相談薬局の存在を知ってほしい。

現在の薬局薬店業界は、まず病院薬局、そしてドラッグストアや調剤薬局などが大半です。ですから、学生さん、さらに消費者の方々にとっての薬局薬店業界のイメージもそれらが大半をしめると思うのです。

しかし、全国各地で、本当に地域のお客さまの親身になってご相談をお聴きして、漢方などをはじめとする東洋医学(漢方)による健康提案をされている先生方による相談薬局?薬店は沢山あります。そういうお店、そして、薬局、薬店業界には、そういうすばらしい仕事のチャネルがあるということを、もっと学生さんや、若い薬剤師さん、そして消費者の方々にも知っていただきたいのです。

医療費が高騰する現代社会において、東洋医学(漢方)の提唱する予防医学の分野はますます必要なものになってくると考えられます。そして、消費者にとって一番身近な医療従事者である薬局薬店こそ力を入れるべき分野だと思うのです。

相談薬局

ところが、それらの相談薬局は薬局薬店業界の中では小数派ですので、若い薬剤師さんや、学生さんが接触する機会がまだまだ少ないと思うのです。
しかも個人経営であることが多い相談薬局では、多人数の学生さんや若い薬剤師を受け入れて教育することが困難な環境と言えます。

次代を担う若い方々に東洋医学(漢方)を学べる場を提供し、ひいては現在がんばっておられる相談薬局との橋渡しができないか?そんな場づくりをしたい。
それがこの会の最初の思いなのです。

■学ぶならばグローバルな東洋医学(漢方)を!

では、どのような内容の東洋医学(漢方)を学ぶか? が肝心なところです。

現在日本において「漢方」と聞くと、中国発祥の東洋医学(漢方)の総称と考えられがちです。
中国の東洋医学(漢方)は中医学と呼ばれ、その後も様々な文化と混じって発展していきました。そして世界の東洋医学(漢方)のスタンダードになりつつあります。
どちらがいい悪いという話ではありません。

漢方の発祥地は中国大陸

日本漢方には日本漢方の良さが、中医学には中医学の良さがあります。

しかし今日、社会は高齢化にともない医療費の増大が深刻な問題です。
そんな現代社会にとって、研究費や開発費に費用を要する化学薬品に比べて、原価の安い天然生薬を使う東洋医学(漢方)はますます必要なものになると考えています。
そのためには、西洋薬に負けないくらいの効果のあるものであることや、より臨床的にもエビデンスに優れ、結果を出せる方法論が必要になってくると考えます。

漢方

そんな背景から、今回の研修会、実用中医学講座を開催するに至りました。
東京や大阪などに比べて、九州には学ぶ場が少なかったことも開催の目的です。

しかも、この会はメーカーさんなどの企業の主催ではなく、有志による学びの集まりです。

現在さまざまな方法論で東洋医学(漢方)を普及に努力されている方々にとって、
日本漢方をがんばっておられる方々も、さまざまなメーカーさんの漢方薬や、健康食品など様々な商品を取り扱っておられる方々も、様々な東洋医学(漢方)の外治療などを行っておられる方々も、現在のお客さまへの提案力や問題解決力、推奨力を高める知識にしていただければと願っております。

さらに、これから東洋医学(漢方)を学ぼうとされている方々にとっても、世界にも通用する東洋医学(漢方)を、基礎からしっかり学べる内容であると思います。

そして、みなさまがコミュニケーションを取り合い、さまざまなコラボやアイディアの共有をできるネットワークの一歩につながると確信しております。

そんな研修会を目指しています。